水たまりノート

- The Puddle Note -

ときめきが終わった

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夜9時を回って、電車に乗ってMilkと帰ってきているところだった。

空いた車内で私は

「彼と話すことがしたい」

とやや強く思ったが、上手く叶わなかった。

帰路にて

2人で午後から東京スカイツリーまで外出して、ソラマチが閉店する時間までいた。

押上の駅から私の住む街まで電車で帰った。

半同棲生活が数か月続いていて、最近は2人とも私の家を拠点に動いている。

ときめきが終わった

帰りの電車、Milkは私の隣でスマホを触っている。

Twitterをいじったり、ブログを読んだり、アドセンスの様子を確認したりと楽しそうだ。

ニヤニヤしている。

私はというと。

何もせずにただ座っていた。

ぼんやりとしている振りをしつつ車内を見渡すと、はす向かいの席のカップルは話がだいぶ盛り上がっている。

あとは外国人カップルもぼそぼそ何か言っている。

私は、「私たちはときめきが終わったのだ」と思った。

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話がしたかった

私はMilkと話したかった。

話したい内容なんてなかったけれど、話がしたかった。

彼を見ると、今度は彼は車内案内表示の隣にあるCM動画を眺めている。

CMは私にこっち見ろよと訴えているようで、私・彼・CM動画の間で妙な三角関係が出来ていた。

私に気付いているのかいないのか、私がじっと見つめても彼には何も変化はなくて、私は仕方なく一緒に動画の方を向いた。

「……がないと、恋人たちは愛を語ることもできません」といった字幕が出ていた。

私の主義

私は私の主義として、恋人と出掛ける時は携帯・スマホは極力触らない。

一緒に居ることを楽しみたいのだ。

ただ黙っていたっていい。

けれど、気持ちが相手に向いていないのは違うと思っている。

だから触らない。

これは私の考えで、人に押し付けるつもりはない。

笑顔の先は

ただ、初めて直接ちゃんと付き合い始めた頃はあんなにイチャイチャしていたのに、と思うのだ。

話もしていたし続いていたし、はす向かいに座るあのカップルのように2人とも笑顔で相手を見ていた。

それが今はどうだ。

彼がその笑顔を向けるのはスマホの向こうにいるフォロワーだ。

私に魅力がなくなったとか、フォロワーの方が魅力的だとかそういう不安を持っているのではない。

ときめきが無くなったのだ。

乗換

乗り換えの駅で聞いた。

「私といるとつまらない?」

答えは予想通り、そんなことない、だった。

帰路にて2

乗り換えが終わると、彼は今日の疲れがどっと出た表情をしていた。

そしてやがて席に着くと瞼を閉じた。

私は意味のない質問をわざわざしたことを後悔した。

いまが続くのが一番?

ネットを介してやり取りするようになってから1年とたっていないし、直接顔を合わせてからは3~4か月だけれど、半同棲、いやほぼ同棲しているとこんなものなんだろう。

嫌いになったわけじゃないし、刺激を望んでいるわけでもない。

でも、なんだかいい意味で慣れてしまう。

私はMilkがどこかに行くとも思っていない。Milkもそうだろう。

いまが緩やかに続いていくことが一番だ。

……本当に一番だろうか?

付き合い始めのときめきは失くしてしまっていいのだろうか。

本当にもう一度欲しいと望まない?

スマホを眺める彼を見ながら、悲しいと思ったのはなんなの?

さいごに

彼に文句はない。

と言ったら嘘になるけれど、わざわざ口にするほどじゃない。

こうしてブログ記事にするのはなんだか卑怯かもしれないけれど、ここは私の気持ちを吐き出して整理する場所なのでそう使う。

今回の曲は『ソラニン』(アジアンカンフージェネレーション)。

これ映画も漫画も観ていないからちゃんと見ないとなあ。

あと前回の記事を読まれた方はお気づきかと存じますが、たまに「今回の曲」というのを入れていきます。

気分によっては入れないかも。


ASIAN KUNG-FU GENERATION 「ソラニン」

ではでは。ciao!!